助ベエさん
(Eさんとしておこう)
第1話
この人も「生涯現役」って感じ。
たまに奥さんと来ることがあるんだけどどう対処して良いか(汗)
いい歳して風俗?
もう、会社も定年になるような歳なのだが
気持はすごく若い。
この人はスケベ話しかしない。
話題をそらそうとしても、
結局は元の話しに戻ってしまうのだ。
話だけではなく手も早い。
ぼーっとしてるとすぐてが伸びてくる。
8年ほど前に一緒に仕事していたみどりさんは
しょっちゅうさわられていた。
イヤな気持ちを顔には出さず。
「もう!Hなんだから!」
なんて営業スマイルを振りまくことは私には出来ない。
だから、私はEさんのそばだけには絶対に近寄らないことにしている。
ただでさえ酔っぱらいの相手は疲れるのに。
「ねぇ、夏子さん。これ見て。」
渡されたのは風俗嬢の名刺。
「なにこれー?初めて見た。」
「なになに、平成女子高校?
ぎゃははっ!あやちゃんだって!」
「わーすごーい。裏側にキスマークがついてる!」
「また来てねって書いてあるよ」
「平成女子高校って、セーラー服で出てくるの?」
・・・・珍しいものを見て、ついはしゃいでしまった・・・
Eさんは、このあやちゃんが
いかにかわいくて、若くて、年の割に上手かということを事細かに説明してくれた。
また、一つ勉強になっちゃった。