千葉ちゃん

第5話

最近よく来るので復活。
近頃、面白いお客さんがすくなくて・・・。


明治生まれではございませぬ

 

 

この頃彼は、2日に一回位の割合できてくれる。

どうしてだろう?

思い当たることと言えば、私が

「ビール一本、30分で帰ってもいいから

 毎日千葉ちゃんに会いたいの。」

と、心にも無いことを言ったからだろうか?

「夏子さんは古風な人だと思うな。」

「そうですか?自分のこと

 今風とは思わないけど古風とも思わないよ。」

「たとえばさ、ぼくが夏子さんのおっぱいをさわったとしたら

 ・・・・・おこるでしょう?」

「あたりまえですよ!」

それが古風だというんだ。」

(?????)

「女性っていうものはね、さわられても本当は

 そんなに嫌な気分にはならないはずなんだ。」

(なるっつーの、なにか間違ってるなー)

「でも、さわられたら怒らなくてはいけないという

 固定観念にとらわれているから必要以上に怒ってしまうんだよ。」

「そんなことないですよー。誰だって怒りますよ。」

「そう、それが古風だというんだ。」

そりゃ、好きな人にさわられるんなら嬉しいけどさ。

この人、変わった考え方をする人だな〜。

さわられても怒るなってことかね。

それって古風?