おしつけられまショウ
◆理不尽だなあ・・・ しょうがないけど◆
今回はおしつけられちゃったお話。
なんだかキャラクターに合わないよね。
ほい、ほい。皆さん今晩は。
今日は口調(?)も違います。何故って?
いつも押しつけていた私が押しつけられちゃいました。
だから「世の中の仕組み」に「負けた」私はちょっと弱気(▼)。
なっちゃんのページのどこかに書いてあったと思うけど、今の私のメインの仕事は、
「大型ダンプの運ちゃん」です。(うんこちゃんじゃないよ!)
そういや、なっちゃんのホームページが始まった時も、盛り上げる為に、
偽名で仲間のことを書いたっけなあ。
もっと「がもさん」のことを書いて欲しかったらメールでリクエストね。
ま、好きで始めた仕事じゃ無いのはご想像の通りです。
「生きるため」には「好きな仕事」じゃなくてもがんばらなきゃね。
半年ほど前、社長に呼ばれたのよ。
「君はコンピュータに詳しいのかい?」
「いやぁ・・・少しだけです。趣味程度で・・・」
「そうか・・・コンピュータのアルバイトをしていると聞いたものだからね」
運転手って日給月給だからね、24日働いたら24日分の給料。
10日しか働かなければその分しか報酬がないんですよ。
他に手当とかは付くんだけどね。
だから、仕事の忙しいときはいいけど、
暇なとき(3月までの年度末は忙しいんですよ)はつらくなっちゃう(笑)。
雨が続くものなら、野外肉体労働者と同じで働けない。
みんなは年間いくら稼げるかで考えてお金を使ってる。
みんながそうじゃないけどね。
やっぱり、仕事がなければパチンコに行ったりして無駄金を使う人も多いね。
「昨日はもうけたよ」とか言ってるけど、トータルで儲かるわけがない。
パチンコ屋も商売だからね。
年に一回か二回、台を入れ替えたりしているし、当然ながら従業員の給料も払わなきゃならない。
あの事業を維持運営して行くには、かなりのお金を落としていただかないとね。
ちょっと考えたら解るはずなんだがなあ。
でも運転手は「年のトータルでプラスだよ」と平気で言う。
勘違いなんだけどね。
話は横にそれたけど、そんな仕事内容です。
朝は早いけど、夕方はそんなに遅くまで仕事するわけじゃない。
いいでしょ?アルバイトしたって。
コンピュータの。
社長の長男(かつては同じ会社にいた、が、今はよそで修行中)に、
一度話したことがあった。
「大っぴらには言えないけど、生活のために夜は「Access」のアプリを作っている」って。
いつもあるわけじゃないでしょ?そんな仕事。
でも、彼は私のことを「プログラマー」とでも思ったのかなあ。
そんな話が、社長のところにまわったらしい。
「ホームページを作って欲しいんだがなぁ・・・、今は暇な時期だしアルバイトしないか?」
ありがとー!そんな話ならいいですよ。
と、思ったけどいったい、いくらくれるのか不安だった。
仕事から帰って3時間ほどの作業。
二日で仕上げてトータル6時間の作業かなあ。
アップロードまでしてあげたからね、親切でしょ?
Tとも話した。
「よそに頼むといくらぐらい取るのかな?ページ単価5千円ぐらいか?」
「どうかな、でもアニジフなんかもあるから結構取られると思うよ」
そう、親切にも会社のロゴとかが動くようにしてあげた。
この作業がかったるかったなあ。
勤め先の会社のロゴが動いてもうれしくない(笑)。
ま、某O塚商会に頼めば10万円ぐらいだろうから、社員に頼んで3万ってところか。
二日しか、かからなかったのはバレバレだし(笑)。
給料日に「金五万円也」がプラスされていたから、
「ソフトは高い」という知識だけはあったようなので安心しましたよ。
社員のアルバイトとしたら相場だよね。
そんな事もあって社長の頭の中では「Kはコンピュータのプロ」とインプットされたんだと思う。
金取って仕事してるんだから「プロ」だけどね。
でも、「本業」ではない。
それから、ちょくちょく「ワードで作った文章を手直ししてくれ」とか、
「エクセルの計算式があわないから教えてくれ」とかで手伝いはしてあげたのだけれど・・・
(グチになるけど、エクセルもワードも私、ほとんどさわったことがない。
でもそのぐらいは簡単でしょ?作った本人のほうがよく解っていると思うんですがねえ)
「四月になったら運転手はやめて事務所の中で、コンピュータの仕事をしてくれ」
は無いでしょ?
なんでも、事務が繁雑だからデータベース化したいらしい。
断りましたとも!
「やっぱり、金のことか?」
言えないけど「そうです」
だって、そんな仕事して、神経使って、家に帰ってからもプログラムのこと考えて・・・・
今までの給料じゃ「合うわけない!」
それに、出来上がっても、誰も勉強しなけりゃ「ずっとやめられない」
「報酬はそういう人間を雇うだけは出せないが、ある程度はアップする」
って言っても・・・・
「ちょっとそれは・・・お断りしたいお話です・・・」
「ん?いつまでも運転手を続けるつもりじゃないんだろう?
それだけの能力を持っていて」
「運転手を続けるつもりはないんですが・・・
コンピュータの仕事もするつもりはないんです」
「そうか・・・」
その日、その話をするために修行に出ている長男もその席にいたのよ。
「Kさん、やってよ。これからはこんな仕事でも(ダンプ屋)必要なんだよ。
社内にKさんのような人が・・・」
熱意はうれしい!でも・・・・
「やっぱり、たぶん報酬の面で合わないと思うから・・・」
それを聞いた社長、
「これからのことは考えよう!うん!じゃ、四月からそれでやってみるか!」
と、席を立ってしまった。
呆然とする私・・・
頼むから話をちゃんと聞いてくれー。断っているんだよー。
「頼むよ」と息子。
次の日、誰もいなくなった事務所の中で社長と話をした。
「他にも理由があるんです。だから・・・・」
ちょっと書けないんだけどね、そのことは。
でも、すべてそっちの条件はのむっていうんだよなあ。
断れなくなっちゃった。
いいさ、苦労するさ。
多少の給料の安さも我慢するさ。
で、次回は奮闘記!!
(始めて10日、問題山積み!)