人生相談
チャッチャッチャ〜ラ〜ラ〜♪
「どうも借金の申し込みをされたけど、どうしたら良いか?って所ですね。
じゃあ続きを聞いてみましょう。奥さん!奥さん!」
※なお、プライバシー保護のため名前と音声を変えてあります
しゃぶられ上手
件名 ”なっちゃんの人生相談係 御中”
「そこで少佐(仮名)さん、100万円貸してくれない?
もちろん利子は付けて返すわ。十分に。」
えー、ひゃくまんえん!!! 私は心の中で叫びました。
100万円ていったら、
愛馬会が所有するサラブレットの権利を3口は買えるお金です。
中央競馬に所属する馬の預託料の2ヶ月分弱。
単位を変えれば自作PC10台分のお金。
ブルガリでダイヤの指輪を買うのにはちょっと足りない程度のお金。
そんなお金をポンと貸せる訳がありません。
○○○ちゃんが追い討ちを掛けます。
「大丈夫だよ、少佐さん貸してくれるよ!
おかあさん、心配することないよ」
そんなこと言うなー!
大体私はあなたがたの
自宅も電話番号も知らないのだよ。
知っているのはお店の場所と電話番号。
こんな状態ではやくざ屋さんでも100万は貸さない様な気がする。
それに、過去に私が貸したお金の最大値は40万円。
これは友人の女の子で家も電話番号も家族も、もちろん知っていたし、
基本的にまじめで良い子だと言うことも分かっていた。だから貸した。
2週間後には借金してまで返してくれたさ。
でも、私はあなた方の私生活は全く分からないのだよ。
「ね、少佐さん、今いくら持っている?」と、ママ。
「今いくらと言われても・・・。100万なんて金持ち歩いている訳ないし。」
「じゃあさあ、銀行にはいくらあるの?
100万くらい持っているよね。」と、○○○ちゃん。
「そりゃ100万位はあるけど、普通預金ではないよ。
普通口座には生活費しか置かないもの。
お金は定期と財形になっているよ。
財形を崩す場合は2週間程度事務手続きにかかる事もあるよ。」
考えて見れば、何で俺の預金状態を話さなければいけないんだ。
「そうねえ、大きな会社だと事務手続きと銀行との処理で
それ位かかる事もあるわよねえ。」と、ママ。
「じゃあさ、今週中にいくらなら用意できるの?
30万位?」と、○○○ちゃん。
「うーん、30万位なら・・・。」
そう答えてしまう私も私。
「100万円は財形を崩してもらって2週間後、
で今週中に30万円お願いできるかしら。ね?」と、ママ
「ね?」じゃねーよ、「ね?」じゃあ!
私のお見合いの話はどうなったんだ?
「あ、そうそう、お見合いの話ね、あれ、来週に都内某所に何時ね、来れるわよね。」
うーん、この時30万円持ってこいと言うことなのかなあ。
結局、この約束の日は会社の公式パーティが都内某所で開かれ、
私の出席が義務づけられた為に、お流れになったのだけれども・・・。
そこで
・お酒のお店の女の子は嘘付きで信用してはいけないと思って良いのでしょうか?
(と、言う事は夏子先生も信用していけない・・・。)
・人を信用する事はいけないことなのでしょうか?
・それとも○○○ちゃんを担保にして100万円貸すべきでしょうか?
現在の法律として100万円返せない場合、担保は有効でしょうか?
ぜひ教えて下さい。
追伸
電脳1号、2号さん、がんばって下さい。いつもほれぼれする良い絵ですね。